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ある賃貸物件に住んでいた時、我が家ではスモーカーがいるので退去する時は清掃が大変だなと思っていました。その為、出来るだけ古い物件を探して入居する様にしていました。
やはり新しい物件だと、壁紙交換を余儀なくされる為です。壁紙交換が入ると、敷金が全てそちらに使われてしまうばかりではなく、余分に請求される恐れもあるからです。古い物件だと、最初から壁紙がくすんでいたりしますので、あまり気にする事なく住めるという利点があるのです。
その上、犬を飼っていて、いくら注意しても、一年に一回位粗相をしてしまったりと、困った事も起きました。そんな時は古い物件で良かったなと思いました。古い物件でも、テラスハウスに済んでいたので、家賃は結構高額でしたが、駅から徒歩で5分以内の物件だったので、何をするにも楽でした。
あれから八年近く経過して、今その家はどうなったかなと思い、近くに通ったときに見てみました。すると、更地になっていて驚きました。きっと大家さんが亡くなって、遺産相続かなんかで、土地を売ってしまったのかも知れません。
賃貸でも懐かしい物件が無くなると、なぜか寂しく感じて、まるで自分の歴史の一部がなくなった様で寂しいです。このテラスハウスの他の賃貸マンションも消えていました。そこも古いマンションだったのですが、自分のある意味悲しい歴史を刻んだマンションだったのでした。
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